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夫に対して感じるストレス
夫が家にいるとイライラする
結婚したばかりの頃には、大好きでたまらなかった夫。その頃はいつも一緒にいたいと思っていたのに、いつの間にか家にいるだけでイライラするようになっていた、ということはありませんか。それは、夫が原因のストレスかもしれません。なぜ、夫が家にいることがストレスになるのでしょうか。
ストレスの原因としてあげられるのは、夫に対して、我慢をすることが多くなっていることです。最初はほんの些細なことだったはずが、日々繰り返されるようになると、妻も我慢の限界を超えてしまいます。夫にとっては、何気ない言動や行動が、妻にとっては大きな負担となっているのです。
小さな我慢が積み重なった結果、「夫が帰ってくるとイライラする」「休日に夫が家にいると気分が憂鬱になる」と思うことが増えてくるのです。
「主人在宅ストレス症候群」に注意
夫が家にいるとなぜかイライラし、常にストレスを感じてしまう。夫が家にいるときは憂鬱な気分になり、体調がすぐれない。こういった状況が続くと、ひどい場合は病気になるケースがあります。例えば、不眠、食欲不振、動悸、頭痛、吐き気といった体の症状。ひどいときには、うつ病や自律神経失調症などの病気を発症するケースや、ぜんそくや高血圧など、以前から持っていた疾患の症状が重くなるといったようなケースもあります。
このような状態を「主人在宅ストレス症候群」と言います。もともとは、定年退職した夫が急に1日中家にいるようになったことが、妻に体調不良を起こさせたことから付けられた症状名です。夫は、妻にあれこれ口だしをしたり、束縛したりするようになり、そのストレスから病気になる女性が増えたのです。
ところが近ごろは、定年後の熟年夫婦だけでなく20代や30代の若い世代にも、こういった症状が起こるケースが報告されています。今はたいしたことはないからと自己判断し、そのままにしておくのは要注意です。
ストレスを感じる夫の特徴
なぜ、妻は夫にストレスを感じるのでしょうか。自分は大丈夫だろうと思っていたのに、いつの間にか我慢が重なってストレスになっていた、ということもあるのではないでしょうか。
妻にストレスを与える夫には、次のような特徴がみられます。まず、妻に世話を焼いてもらうことを望むような男性は、妻にストレスを与えやすいと言われます。例えば、今日の食事の献立をいつも聞いてくる、夕食が遅くなっても後片付けは妻にさせる、お風呂の準備や毎日の着替えの準備などを妻にさせるなどです。なんでも妻に指図をしてやってもらおうとする自己中心的なタイプの男性です。あるいは、自分は外で仕事をしているから家のことはしなくても良い、妻は家のことをやるべき、といった価値観を妻に押し付けるタイプの男性です。そして、自分は働いているからと家のことを一切しない、妻が外に出かけると機嫌が悪くなる。こういった男性も、妻にストレスを与えやすいのです。
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